この海苔づくりは、今年で8シーズン目を向かえ、「お台場ふるさとの海づくり事業」の一環として、学校、地域、港区芝浦港南地区総合支所が一体となって進める取組みです。
事前学習会では、NPO法人海辺つくり研究会の森田さんから「お台場海苔づくり」について、お台場の海苔の歴史や海苔の作り方、海苔の種類と特徴、お台場で海苔づくりが再開された経緯について学びました。
東京都港湾局の担当者からは、「お台場の水質改善の取組」について、お台場の海にある水中スクリーンや高濃度酸素溶解水設備についての説明を伺いました。
各自、海苔づくりの知識を深める良い機会になったのではないでしょうか。
海苔の摘み取り(昨年度の様子) 海苔の天日干し(昨年度の様子)
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9月29日(土曜日)、お台場海浜公園で「釣り」を行いました。
11組24名の親子を中心に参加がありました。
お台場の海ではどのような魚がつれるのでしょうか?
釣りに夢中!
最初は、針に餌のゴカイがつけられず、苦戦している親子もいました。
長い釣竿の扱いもなかなか難しいようでしたが、徐々に慣れていき、いつの間にか何匹もマハゼを釣り上げていました。
マハゼのほかは、シロギス、ガザミ(カニ)が釣れました。マハゼは、春の地引網の時から4ヶ月が経ち、10cmまで成長していました。
つれたカニ
調理方法の説明中
釣りの後には、ハゼの調理方法の説明を受け、実際に料理をしようと持ち帰った方もいました。
朝7時30分にお台場を出発!
アクアラインを渡ってあっという間に木更津へ到着しました。
ライフジャケットを着用して乗船。
回は、親子での参加を中心に30名の方が参加し、スタッフ7名を併せて37名を載せた船が出発です。
まずは。沖合いにあるスダテへ。
※スダテってなに?
潮の満ち引きと魚の習性を利用した伝統的な漁法。
魚は潮の満ち引き合わせて移動する習性とモノに沿って泳ぐ習性があります。
この習性を利用し、海の満ち引きの大きい場所にスダテといわれる大きな仕掛けを設置します。
ちなみにスダテは、海岸に棒を立ててそこに簾(す)を立ててが作られていることに由来します。
スダテは潮が引いてからが勝負の時間となります。
潮が引くまでスダテの周りで砂浜の生物採取を行いました。
漁師さんが危険な生き物を取り除いてくれます。
これが終わったらお待ちかね、スダテ漁の時間です。
網を持っていざ出漁!
カレイ
タイ!
ヒイラギ!
色々獲れました
スダテには大きな魚から小さなイカまで色々な生き物が入っていました。
当日、スダテに入った生き物はこんな感じです。
<魚>
スズキ マダイ ダツ シロギス ヒイラギ マゴチ メゴチ クサフグ アカエイ(危険生物) マハゼ マコガレイ サッパ ボラ
<カニ>
イシガニ タイワンガザミ ガザミ
<その他>
ミミイカ アオリイカ ミズクラゲ
スダテのあとはアマモ場へ。
お台場児童館では、年間を通してアマモの育成活動を行っています。
今回は天然のアマモ場を観察してきました。
スダテからアクアラインの下をくぐってアマモ場へ。
水中マスクをつけてアマモを観察。
最後に緊急時に備えて、ライフジャケットを使った浮遊体験を行いました。
手をつないで
輪になって浮かぶことで空中から発見されやすくなります
天気にも恵まれ、東京湾を満喫した1日となりました。
]]>6月2日(土曜)横浜市金沢の海の公園へ。
アマモの花枝採集(種のもと)と干潟観察を行いました。
今回は親子での参加を中心に、27名の参加がありました。
まずは、花枝採取から。
この日は、大潮で子供達の膝から腰くらいの深さに生えている
アマモから花枝を採取しました。
アマモの花枝 種が詰まっています
ライフジャケットを着て花枝採取中!
花枝はこんなに集まりました!
採集したアマモの花枝は、夏の期間は神奈川県水産技術センターにて保管してもらいます。
秋にペットボトルに入れて育て、春には芽を出した苗をお台場の海に植えます。
今後の予定は、改めてホームページにてご案内します。
皆様のご参加をお待ちしております!
花枝採集の後には、引き続き海の公園で干潟観察です。
砂を掘り返して生き物を探しました。
大人も子どもついつい夢中になります!
アサリ、ヤドカリ、カニの子どもなどが見つかりました。
海の公園の後は、八景島シーパラダイスにあるアマモ場水槽へ。
ここでは、アマモが実際に海の中で生えている様子を見学し、アマモの役割について勉強しました。
児童館とお台場海浜公園にて1年間の振り返りを行いました。
まずは児童館に集合し、スライドを使って1年間を振り返りました。
イベント時の写真やスライドを使って、子供達とQ&Aで行いました。
アマモの役割関する資料
イベントでの注意事項や発見したものを思い出し、活動内容をおさらいしました。
児童館での振り返りを終えた後は、海岸へ。
この日の海岸には危険生物のアカクラゲが打ちあがっていました。
実物を見ながら学ぶとよく分かります!
海岸では、アマモに粘土を着けて移植しました。
移植したアマモは4月〜5月に生長状態を確認します。
]]>平成24年2月22日にお台場海浜公園にて、野鳥観察を行ないました。
まずは児童館で野鳥観察時の注意事項について確認しました。
野鳥の驚かせないために守ることです。
?大きな音を立てない
?大きな動きをしない
?野鳥に近づきすぎない
☆今回の写真は、子供達に撮影してもらいました!
早速、海辺へ。
ハト!
たくさんの水鳥がのんびりと浮かんでいました。
双眼鏡を使ってよく観察!
今回見られた野鳥は、オナガガモ、スズガモ、コガモ、ユリカモメ、ドバト、トビでした。
尻尾が特徴的なオナガガモ
観察が終わった後、児童館に戻って野鳥の生活について学びました。
お台場の海に鳥があつまるのはなぜでしょう?
☆ヒントは下の画像にあります。
貝や海藻などの餌があったり、敵が少なかったり、船があまり通らないのでのんびりできるから、といった理由が考えられました。
7回目を向かえた「お台場での海苔づくり」、無事収穫できました。
2月18日(土)、お台場学園の5年生と保護者、地域の皆さんと、午前中は海苔の収穫と海苔すき体験、午後からは佃煮つくり教室を行いました。
まずは海岸で海苔網を回収します。
ドライスーツを着込んでいざ海苔網回収!
回収した海苔網をピロティに設置したら、海苔摘み作業の開始です。
海苔の生長具合はどうでしょう?
5年生の生徒と地域の皆さんで海苔を網から何回も繰り返し摘み取りました。
この日の最高気温は6.4℃!
濡れた手がとっても冷たかったです。
まずは、漁師さんがデモンストレーション!
ささっと
ぱっ!
さすがの腕前です。
そして、子供達がチャレンジ!
みんながんばって海苔を漉きました。
漉いた海苔は、水気を切って学校の前に干しました。
柔らかな日差しと強い風で乾燥が進みました。生長を見守り育ててきた海苔がいよいよ収穫の時を迎えます。
海苔網から海苔を摘み取り、海苔すきをして板海苔にしましょう。
海苔の味噌汁試食、海苔の佃煮つくり教室もあります。
当日のスケジュールは以下のとおりです。
8:30 受付開始(お台場学園ピロティー)
8:45 開会式
9:00〜11:30 海苔摘み取り・海苔すき体験
12:00 海苔の味噌汁試食(希望者)
14:00 海苔の佃煮つくり教室
15:00 板海苔袋詰め作業
17:00 終了
☆雨天決行
☆汚れても良い暖かい服装の上、
できればエプロン・長靴をご持参ください。
☆昼食は各自でご用意ください。
例年、この中間刈り取りでは食品検査用と佃煮加工用に20kg程度の海苔を刈り取ります。しかし今年は生育が遅いため、刈り取りは後日にし、船の上から海苔の成長の様子を観察しました。
お台場海苔、がんばるぞー!
その後、5年生は教室で海藻押し葉づくりに挑戦。
まずは毎年この海苔作りの授業を支えてくれているNPO法人海辺つくり研究会の森田さんから海苔の色や形について説明がありました。
「海苔って何色だと思う?」
海苔は中国語では「紫菜」と書くそうです。
海苔というと、普段食べている焼き海苔や佃煮の姿から「黒?緑?」と思いますが、実際に生きている海苔の姿は、紫色なんですね。
海藻は大きく分けて「紅藻」「緑藻」「褐藻」に分けられますが、お台場海苔で育てているスサビノリは「紅藻」の仲間です。なので、赤紫色をしています。
紫色っぽいものがスサビノリ、細長い緑色のものはお台場海浜公園に自生しているスジアオノリ。
本当の海苔の姿をじっくり観察しながら、海藻押し葉を作っていきます。
きれいに広げるのがむずかしい。 福井校長先生も挑戦。
素敵なデザインの作品ができあがりました。
さて、ここで今の6年生が作った去年の海藻おしばが登場。
あれれ? なんか今年のと違う・・・ 去年と今年の海苔の違いをみんなで考えます。
長さ・大きさ・色など、去年と今年の海苔は違うようです。
では、なぜ違うのでしょう?
「環境?」「今年は寒い?」「ゴミが多いから?」「二酸化炭素?」
5年生からはいくつか意見があがりましたが、森田さんは「それは去年と比べて本当に違うのかな?」と聞きました。
なんとなく違うかも、ではなく、本当に違う証拠を見つけないと、今年の海苔が去年と違う理由とは言えません。
どうすれば、去年との違いがわかるか。
「例えば気温だったらどうすれば調べられるかな。海浜公園のゴミのことは誰が一番よく知っているかな。」
森田さんはいくつかのヒントを出しました。
去年と今年の海苔が違う理由は、次回までの宿題です。
もうひとつ、森田さんからのヒントは「去年と今年のスケジュールの違い」でした。
さて去年のひび立て、中間刈り取りはそれぞれいつだったでしょうか?
(このお台場なぎさ通信を見ればわかるかも!)
5年生の教室から見えるお台場の海と海苔ひび
最終刈り取りまであと2週間です。
これからますます、目に見える形で成長していくはずです。
みなさんもその姿を観察しに、海へ行ってみましょう。
おいしい海苔がたくさんできますように!
(お台場海苔作りの会 福成)
1日12時30ごろの様子です。
潮位表を確認し、干潮の時間帯だったので、海に行ってみたら・・・・
風が強く、波も高く、潮位も全く引いていなかったので、海苔網の近くにも到達できずに、あまり見かけないお台場での波立つ景色をアップしました。
(若林)